ピアノと食

ピアノ

生徒達を見ているとピアノがよく弾ける子は頭が澄んでいるように見えるのです。

健全な脳を持っているという感じ。

そういった子はもれなく十分な睡眠をとっているという共通点があるのは、

以前の記事で紹介しました。

 

 

何はともあれ睡眠という感じはするのですが、

次は食事です。

睡眠は十分だけども、

何だか理解力がない、指が回らないというお子さんは、

是非食を見直してみてください。

 

脳の発達には睡眠と食

 

脳が健全な子は練習の有無に関わらず、楽譜と鍵盤の理解度、身体のコントロール力があります。

そういった子はピアノも実際の運動も得意で、

部活は運動部を選ぶ子も多いですね。

 

睡眠が健全な子は少しの引っ掛かりもなく情報伝達がなされ、

楽譜に書いてあることをすぐに理解し、さらに想像して指先まで伝えることが出来ます。

しかし、睡眠を十分にとっていても何だか情報伝達がうまくいかない子もいます。

 

演奏に見られる特徴

 

・指がスムーズに動かない

・ミスタッチが多い

・読み間違いが多い

・ごそごそして集中出来ない

 

これらは後発の発達障害の特徴です。

しかしこういった後発のものは改善が見込めます。

 

発達障害はつくられる

 

発達障害には、知的な遅れを伴う自閉症から、

一見しただけでは分からないものまで様々な症状があります。

生まれつきの発達障害はありますが、

睡眠、食事など後の要因によって発達障害はつくられてしまうのです。

注意欠陥多動性障害 

集中出来ない、じっとしていられない、など。

生徒にも多く見られます。

楽譜を見ていた目がぼーっとどこかへ向いてしまったり、

演奏の途中ごそごそしたり。

学習障害

全体的な知的障害には遅れがないにも関わらず、

読む、聞く、書く、計算するといった、

特定の能力を学んだり行ったりすることに著しい困難を伴います。

 

ピアノ歴30年の私が見た子供の変化

 

私が小学生だった25年ほど前、

クラスごとに3人くらいピアノを習っている人がいて、

みんな合唱の伴奏を請け負うことが出来ました。

習っているから当然といった感じ。

しかし今、私の肌感でそれができるのは

5人に1人といったところ。

 

何が原因なのか

 

適切な練習法で取り組んでいるのに一向に上達しない、

という悩みをお持ちの方は、食を見直してみてください。

まずは何を食べないかが大切です。

何が発育に悪影響なのか、また脳を育てる食についてこちらの記事でご紹介します。

  

参考文献

成功する子は食べ物が9割 幼児食
成功する子は食べ物が9割
学力は「食育」でつくられる。
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