発表会に出よう ~付き添い身だしなみ編~

ピアノ

ピアノの発表会に適した服装、髪型を現役ピアノ講師がお教えします。

付き添いの方の服装について

よくご質問いただくのでお答えしますね。

 

 

応援の気持ちを表す

 

ドレスコードがあるわけではありませんが、

子供の習い事と気を抜くことなく皆さんでおめかししてみてください。

 

家族全員でおめかしすることで出演者本人は身が引き締まります。

自分のために、普段とは違う特別な格好をしてくれるということは

本当に嬉しい、幸せなことなのですよ。

発表会が格式高いものになり価値が上がりますから、

そういった場で演奏できる誇りを出演者に持たせてあげてください。

 

終演後、特別な食事をしながら労う、

なんて機会にも繋がりますし、

楽しんでくださいね。

 

規模に合わせて

 

発表会にも色々あると思います。

先生のご自宅とか、季節ごとのお楽しみ会とか、

そういった小規模でわいわい楽しむものでなく、

劇場、コンサートホールでの開催を想定して

ご紹介します。

 

お父さんの服装

最適はスーツ

ご都合がよろしいならスーツでいらしてください。

そういうお父さんは少ない(地域にもよる)のですが、

父親として本当に立派に映ります。

お子さんのことを尊重する気持ちを

スーツを着ることで表すことが出来ます。

講師の間でもそういう姿を見かけると

”あそこのお父さん立派ね”

”正装で応援にきてくれて○○ちゃん幸せね”

”ピアノの発表会を大切に思ってくれて光栄ね”

と、話しているのですよ。

 

NGパターン

スーツがご都合に合わない場合は、

ラフでないシャツとパンツ、季節によってはジャケット

がよろしいです。

たまにいらっしゃるのですが、

ジーパンやスニーカーをはじめとするカジュアルな服装は

完全にマナー違反です。

 

お母さんの服装

キレイ目で

レストランで食事するときのようなワンピース、

入学式、卒業式参列のときのスーツなど、

派手すぎないものがよろしいです。

 

NGパターン

会場内音がとても響きますから、

ハイヒール、ピンヒールの足音がするのは避けてください。

 

コンクールの場合

コンクールにお子さんを出されるご家族は、

かしこまった服装の割合は高いです。

また、小さいお子さんですとペダル設置のため一緒に舞台へ上がることもあると思います。

ペダル設置がある場合

舞台の床はかなり足音が響きます。

ピンヒールは絶対に避けてください。

大事な演奏の前の張り詰めた空気を台無しにしてしまいます。

ローヒールで、かかとの細くないものにしましょう。

服装

お客さんは舞台を見上げていますからスカートは長めがいいでしょう。

設置するのにしゃがみますから、

踏んでしまう恐れのある長過ぎるものや、

ひらひらしたものは避けるのが無難でしょう。

逆にタイトな身体のラインが出るものも不適切です。

パンツスタイルですと動きやすく安心です。

お父さんが設置に上がる場合はスーツです。

裏方として

ペダル設置がある場合は、おしゃれをして応援の気持ちを表すよりも、

シンプルで綺麗な、しかし存在感の出ないものを選びましょう。

お父さんの場合のスーツスタイルも、柄シャツ柄ネクタイは避けてください。

おめかししていると本番の舞台の緊張感の中、かなり悪目立ちします。

 

おわりに

本番の演奏は本人以外どうすることも出来ませんが、

家族みんなで身だしなみを整え丁寧に準備することで一丸となれます。

それもまたいい思い出、マナーについて学ぶ機会にもなるでしょう。

ぜひ以上のことに気を付けて素敵な日にしてくださいね。

 

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